青蔵鉄道「ちょい乗り」のススメ

青蔵鉄道「ちょい乗り」のススメ

チベット観光で人気の青蔵鉄道。標高5,000mを越えるチベット高原を走り、聖なる都ラサを目指す、ロマンと絶景を楽しめる高原列車です。
しかし乗車時間は20時間と長く、その約半分は夜なので景色は見えません。でも、チベットに行くのに青蔵鉄道にまったく乗らないのも勿体ない。
そこで私がお勧めするのが、ラサからダムシュンまでの2時間だけ青蔵鉄道に乗車して「おいしい」ところだけ楽しむ「ちょい乗り」です。

◎「おいしい」ところ1 椅子席で巡礼者と出会う!
普通の観光客は寝台車を利用しますが「ちょい乗り」では乗るのは「2等椅子席(硬座)」。利用者はほとんどが地方からラサにやってきた巡礼者たち。憧れの聖地ラサ巡礼を終えて、幸せな顔と沢山のお土産とともに乗り込んでいます。そんな彼らとの交流は素敵な旅の1ページになるでしょう。

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◎「おいしい」ところ2 チベットの大自然と遊牧生活に出会う!
降車駅ダムシュンの周辺は大都会・ラサの街とはまったく違う一面の大草原。美しい雪山と草原の風景が広がり、羊やヤクを放牧する遊牧民のテントがあちこちに点在しています。ラサ周辺だけでは見ることのない、チベットの大自然と田舎の暮らしがそこにはあります。

◎「おいしい」ところ3 走っている青蔵鉄道を見られる!
普通、自分が乗っている列車が走っている姿は見ることが出来ません。しかし、途中下車してラサに引き返す道中に、草原を走る青蔵鉄道の雄姿を眺めることが出来るのです!(同じ列車ではありませんが)。やはり鉄道は実際に走っているところを見てみたいですよね!?

いかがでしょうか?
一粒で3度もおいしい青蔵鉄道の「ちょい乗り」体験、楽しんでみませんか?
(風の旅行社 中村)

▼添乗員・中村が同行! 青蔵鉄道「ちょい乗り」体験付きツアー
2016/4/19(火)発
ゆとりの連泊と万全の高山病対策 ゆったりラサ観光と民家訪問9日間
http://www.kaze-travel.co.jp/tb-sp-37.html