2017年はチベット最高の聖地カイラス山を目指せ!

2017年はチベット最高の聖地カイラス山を目指せ!

新年あけましておめでとうございます。本年も、旅専を盛り上げていくべく、ディープな旅の情報をお届けして参りますので、どうぞお楽しみに!

さて、新年1発目の投稿は、風の旅行社より、2017年の注目スポットとして「西チベット・カイラス山」への旅をご紹介させていただきます。
カイラス山、チベット名では『カン・リンポチェ』と呼びます。仏教、ヒンドゥー教、ボン教、ジャイナ教とアジアの4つの宗教の聖地であり、多くの探検家達がその地を訪れています。標高は6,656m、周辺の標高は4,500〜5,000m。厳しい環境のため容易に人を寄せ付けず、チベット・インド世界で最大の聖地であり続けています。

★注目理由 その1★
カイラスを目指すロードムービー『ラサヘの歩き方 祈りの2400km』公開中!

現在公開中の映画『ラサヘの歩き方 祈りの2400km』をご存知でしょうか? 主人公ニマの暮らす村はチベット自治区最東部。故郷の村から五体投地で1200km離れた聖地ラサへ、そして、さらにそこから1200kmあるカイラス山への巡礼へと向かうロードムービーです。チベットに暮らす人々の祈りの姿や、命の捉え方、チベットの景観そのものを目にしたい方は、ぜひともご覧いただきたい作品です。2017/1/5現在、東京(阿佐ヶ谷)、神奈川(厚木)、千葉、岡山、福岡にて公開中、もしくは近日公開予定です。
▼映画『ラサヘの歩き方』公式HP:http://www.moviola.jp/lhasa/index.html

★注目理由 その2★
カイラスを探検した日本人・河口慧海に再注目

チベットと縁の深い日本人といえば、河口慧海。明治33年に、仏教の原典を求めて日本人で初めてヒマラヤを越えてチベット入り(潜入)した人物として知られています。河口慧海は、明治35年、ついに日本人であることが発覚し、脱チベットを試みるのですが、そのスリリングかつ大胆な行動を記した当時の日記が昨年発見されたことで、いま再び注目を集めています。
▼河口慧海『チベット旅行記』(青空文庫):http://www.aozora.gr.jp/cards/001404/files/49966_44769.html
この2つの作品に出会った方の胸には、きっと、チベットへの熱い想いが灯ることに違いないと思います。

そして・・・チベット専門店である風の旅行社では、2017年の春〜秋に、企画者肝煎りのツアーを発表いたしました。(はい、これが一番お伝えしたいことです!!)

▼4/22(土)、10/14(土)発
陸と空からヒマラヤの大展望も楽しむ
チベット最高の聖地・カイラス巡礼17日間
http://www.kaze-travel.co.jp/tb-sp-09.html

「チベット」と聞くだけでも、秘境、奥地といったイメージを持たれるかもしれませんが、カイラスはそのなかでもさらに奥地。中国の経済活動の影響を受け、年々変わりゆくラサ周辺部とは違い、ディープなチベット世界がありありと残るエリアとなります。
旅の前半に聖都ラサの観光日も取り入れておりますので、世界遺産・ポタラ宮や、ラサ庶民の祈りの場を訪れ、現地の日常にも触れられるように日程を組みました。帰路には国内線を利用することにより、たった(?)17日間という旅程を実現しました。もちろん、高所順応も配慮した日程となっております。

いかがでしょうか?
新年にふさわしく、スケールの大きな旅を、神々しい写真とともにお届けさせていただきました。
多くの旅人が憧れる地・カイラスへの旅。ぜひ、2017年に実現していただける方が、一人でも多くいらっしゃれば、心より嬉しく思います。

それでは皆様、2017年も、どうぞ良い旅へお出かけください!!