ロシア流!風邪はハチミツで治そう

今、みなさんのまわりでコンコン、ゴホゴホされている方はいませんか? 猛烈に暑い日があったかと思えば、急に涼しくなったりと体がなかなかついていけませんよね。

私の周りでもつい最近まで同僚が咳で苦しんでいましたが、今度は自分がクーラーと扇風機を付けたまま寝たため喉を痛めました。このように風邪をひいてしまった場合、ロシアではハチミツを食べて治します。
何となく効きそうだなという感じはありますが、ロシアのハチミツは本当に種類が多く特に風邪に効くのはリンデン(菩提樹)とクローバーのハチミツだと言われています。

もちろん、そのまま食べるという方法もありますが、ロシアにはちょっと変わった食べ方があります。例えば、ハチミツと卵の黄身を泡立てて、そこに温めた ビールを入れて飲むという方法があり、寝る前にこれを飲むことによって発汗作用が促され、翌朝には効果が実感できるそうです。これは日本の卵酒と同じよう なイメージでしょうか・・・。
また、みじん切りにした玉ねぎを絞った汁にハチミツを入れ、1日3回1さじずつ飲むという方法やウォッカとハチミツを同じ比率で割って飲むのも、風邪に効くとロシアでは知られています。

ちなみに、ロシアでハチミツはスーパーでも売られていますが、市場の量り売りで買うのがおすすめです。何のハチミツかわからなくても、お店の人が一つ一つ味見をさせてくれるので、実際に味を確かめることができますよ。