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目的地サンティアゴ・デ・コンポステーラを遠望する巡礼者、満願成就(サンティアゴ・デ・コンポステーラ市観光局提供) |
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レオン大聖堂 |
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サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂のお土産コーナーのボタフメイロ(香炉)レプリカ |
キリスト教3大聖地の1つ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。聖ヤコブ(スペイン語でサンティアゴ)の墓が発見され、カテドラルが建てられてからというもの、多くの巡礼者がこの地を目指すようになりました。
サンティアゴへの巡礼路で有名なものは、フランスからピレネー山脈を越えてスペインに入るコースです。
ピレネー山脈は貴重な野生動物や植物が生息し、自然遺産の保護に力を入れている地域でもあります。そのため豊かな自然が広がり、国立公園や渓谷が数多く存在します。
その大自然の中を抜けると、スペインのアラゴン州またはナバーラ州に入ります。その2つの道はプエンテ・ラ・レイナで合流し、1本の道となりサンティアゴを目指します。
このルートとは別に北の海岸沿いを通るルートもあり、どちらのルートでも、中世の面影を残す歴史ある街々を通ります。中世の時代をしのびながら歩を進め、長い道のりをこえ、サンティアゴに到着したときの感動は一生忘れられないものとなるでしょう。
中世から現代まで多くの人が通った巡礼路。今では徒歩だけでなく自転車を用いる人もいます。また、巡礼の目的も信仰のためだけでなく、観光やスポーツのために歩く人もいます。
巡礼者には、スタート地点の巡礼事務所や巡礼宿などで、巡礼手帳が渡されます。巡礼路には巡礼者のための無料または低料金の宿があり、宿泊する度に手帳にスタンプが押され、それが巡礼の証明になります。また、徒歩で100km以上、自転車で200km以上を達成すると、巡礼証明書がもらえます。
徒歩や自転車で巡礼路を、または列車で巡礼路の街々を訪れてみてはいかがでしょうか。きっと多くの出会いや感動が待っていることでしょう。
サンティアゴ巡礼の道は、日本の熊野古道と姉妹都市関係にあります。日本でも昔から伊勢・熊野や四国などで巡礼が行われており、宗旨こそ違え、遠く離れた2つの国に通じるものが感じられます。