シベリアのイメージが変わる

シベリアのイメージが変わる

みなさんは、ウラジオストクという都市をご存知ですか?今年の9月初めに、APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議が開かれた場所として記憶されている方もいるかもしれません。

ウラジオストクはロシア極東部に位置する都市で、日本からは飛行機で約2時間半の距離にあります。

かつては軍港として重要視されていたため、外国人が立ち入ることのできない閉鎖都市の一つでしたが1992年に解放され、外国人旅行者もウラジオストクを訪れることができるようになりました。

ウラジオストクはロシア国内を横断する全長9,297㎞のシベリア鉄道の起点駅でもあり、かつて私も鉄道の旅をした際に訪れたことがありました。しかしその時の印象は、決して良くはありませんでした。

道路が穴だらけで歩くのにも一苦労だし、お店もレストランも何となく薄暗い・・・。そんなウラジオストクですが、政府がAPEC首脳会議の開催に合わせて巨大開発を進め全長3,100mの橋や高層ビルの建設、空港と市内を結ぶ鉄道線の敷設等街は急速に大都市の様相を呈してきました。
私と同じ感想を持っていた弊社スタッフが、最近ウラジオストクに出張に行ってきましたが「これがあのウラジオストクとは思えない!」とその驚きを語りました。撮ってきた写真を見たところ、確かに「本当にこれがウラジオストク?」 とびっくり。自分のこの目で、変貌を遂げたウラジオストクを見たくなりました。

かつて訪れた時の良くないイメージが、どのように変わるのか、今から楽しみです。

みなさんも、ぜひ姿を変えたウラジオストクを体感してみませんか?
以前、ウラジオストク行きの航空便は新潟発着でしたが今は成田発着になってますます便利になりました。