世界遺産と聞くと、皆さんはどんなイメージを持ちますか？

文化財保存のために一部立ち入り規制や、厳重な保護管理、遠くから眺めるだけという世界遺産も各国にある中で、自転車で気軽にまわれる世界文化遺産がマレーシアにあります。

東洋の真珠といわれる国際リゾート「ペナン島」。
ここは古き良き時代の歴史的街並みが2008年にユネスコの世界遺産に登録され、マレーシアでは初の文化遺産となりました。
ジョージタウンという小さな町並み全体が、世界文化遺産なので、そこをレンタルサイクルでゆっくりと巡ろうというツアーです。

私が参加したツアーは約３時間で、ペナン中心地フェリー乗り場前からスタート。
水上集落の小道を散策し、大型観光バスでは入れない裏道や、気になるお店の前で写真タイム。少し疲れたら、自転車を置いてローカル屋台のアイスカチャン（マレー風カキ氷）でクールダウン。のんびりと世界文化遺産サイクリングを堪能しました。

安全のため、並走する車に目立つように蛍光色のジャケットと、ヘルメットを着用するのですが、それよりも、びっくりしたのは、ガイドのKEN KOHRさんの腰についている小さなスピーカー。

ツアーがスタートすると、スイッチオン！

OH～ OH～　プリティウーマン～♪　　が大音量で流れ出しました。
KENさんの説明によると、自転車の呼び鈴を鳴らすよりもスマートだし、みんなが気付くでしょ？ということ。

最初は恥ずかしながらも、郷に入ればマレーシアとやらで、最後はみんなで合唱しながらサイクリングした楽しい時間。

でも、ツアーが終盤に近づくとスピーカーから流れたのは、名作映画タイタニックのテーマ（My Heart Will Go On=私の心は生き続ける）でありました。

ペナン島世界文化遺産を巡るサイクリングツアーにご興味がありましたら、当社までご連絡をお待ちしております。

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