見所いっぱいムンバイ

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商業の街として知られているインド第2の大都市ムンバイにある、ビクトリア朝ゴシック洋式の建築群とアールデコ洋式建築のアンサンブルが、今年新たにユネスコ世界遺産に登録されました。ムンバイにあるビクトリア朝のゴシック建築群は19世紀のイギリス統治時代に建てられたもので、今回登録となった建築物は下記のものになります。

「19世紀のビクトリア朝のゴシック建築群」

ムンバイ高等裁判所、ムンバイ大学、官庁(Old Secretariat)、NGMA、エルフィンストーンカレッジ、デイビッド・サスーン図書館、チャトラパティ・シヴァージー・マハラジ博物館、西鉄道本部

一方でアールデコ様式の建築は、20世紀初頭パリを中心とした西欧やアメリカで栄えた装飾様式で、それまでのたおやかな自由曲線のモチーフで構成されたアールヌーボーに対して、定規で引いたような直線、コンパスで描いたような円といった幾何学模様に特徴があります。

「20世紀のアールデコ建築」

アールデコの建築物で指定されたものは主に住居ですが、バッグベイにあるクリケットクラブ、Dinshaw Wachaロードにあるラム・マハール、マリンドライブにあるエロス&リーガル映画館 も含まれています。

今回の世界遺産登録で、インドの世界遺産は合計で37になりました。
ビジネス目的で訪れる方も多いムンバイですが、ぜひ滞在中は街並に目を向けていただくと、今まで気付かなかった魅力を発見するかもしれません。

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