CRUISE ( 2 )

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パナマ運河

パナマ運河と七つの海

さて、最近はクルーズの旅もぐっと身近な存在になりつつある今日この頃ですが、今回は、パナマ運河と七つの海についてお話しいたします。 10年の歳月をかけ1914年に開通した人類最大の偉業「パナマ運河」は今年開通100周年を迎えます。 各船会社とも趣向を凝らしたクルーズを実施しており今年はパナマ運河クルーズの当たり年と言われ...
サハリン州立博物館

近くて遠い国ロシア、サハリンの旅

さて、最近はクルーズの旅もぐっと身近な存在になりつつある今日この頃ですが、今回は、昨年添乗で行ったロシアのサハリンについてレポートします。 皆様はロシアと言うとモスクワやサンクトペテルブルグなどを想像されますがかつて日本統治時代「豊原」と呼ばれていたサハリン州の州都ユジノサハリンスクをご存知ですか? サハリン島(樺太)...
命名式と命名者(ゴッドマザー)についての話

命名式と命名者(ゴッドマザー)についての話

今回は、船の命名式と命名者についてお話しいたします。 客船は通常、命名式を行い船の所有権が造船所から船主へ移ります。これを引渡式とも言います。 進水式(または命名式)では女性の手によって斧(金または銀)で支綱が切断されます。 進水式の場合は船首をつなぎ止めている支綱を切断し、命名者(ゴットマザー)によって「この船を○○...
船を「彼女(She)」と呼ぶ理由

船を「彼女(She)」と呼ぶ理由

オードリー・ヘップバーンが登場するプリンセスクルーズのテレビCMも8月から始まり、最近はクルーズに関する質問が以前と比べ格段に増えてきました。プリンセスクルーズ社はアメリカ生まれの船会社です。 さて、皆様はご存知でしょうか?英語では、「船」のことを’She’と表現します。本日は、なぜ船を女性に例...
にっぽん丸

日本の船名につく「丸」の由来とは

プリンセスクルーズのテレビCMも始まり、やっと日本でもクルーズブームの兆しが見えてきました。 プリンセスクルーズ社はアメリカ生まれの船会社ですが、日本では現在クルーズ会社が3社あり、3隻の日本生まれのクルーズ客船が活躍しています。その中で も「にっぽん丸」という船の「丸」についてお話しいたします。 日本の船にはなぜか「...
帆船の魅力

帆船の魅力

本日はセーリンブ・シップ(帆船)についてお話しいたします。 弊社では、今年の春に2本、秋に2本セーリング・シップによる地中海クルーズを企画しています。 「寄港地で自分の乗ってきた美しい船を見ると、本当に感動します」と参加された皆様が必ずおっしゃいます。さまざまな客船に乗ってきたお客様でも、セーリング・シップは一般の客船...
客船出港時と紙テープ

客船出港時と紙テープ

初夏の風が気持ち良い季節になりましたがいかがお過ごしでしょうか。本日は船の出航をノルタルジックで色っぽくしてくれるアイテム「紙テープ」についてお話しさせていただきます。 送る人と送られる人を結ぶ五色の紙テープ。客船の出港時には欠かすことができないアイテムです。しかし、この紙テープで送迎する習慣が始まったのは比較的最近の...
乗組員の制服について

乗組員の制服について

本日は船の上で働く乗組員の「制服」についてお話しさせていただきます。 冬も終わりに近づきますがまだまだ寒い日が続いています。皆様は外出するときに何をお召しになりますか? まずは、皆様も学生時代はもしかしたらお持ちだったであろうPコートについてお話しさせていただきます。 Pコート(ピーコート)は、厚手ウールのダブル前で腰...
ふじ丸

2013年6月 客船ふじ丸引退!

今回は、東日本大震災でも救援船として活躍した「ふじ丸」についてお話しいたします。 日本初の大型クルーズ客船『ふじ丸』が、2013年6月をもって正式に引退することが決定いたしました。 同船は三菱重工神戸造船所で平成元年誕生しました。命名者(ゴットマザー)は当時の運輸大臣だった石原慎太郎氏の夫人「石原典子」さんです。 今日...
蘇州号で訪れる寒山寺の旅

蘇州号で訪れる寒山寺の旅

日本人にとって最も馴染みの深い中国で除夜の鐘を聞ける寺院と言えば、疑いもなく『寒山寺』が出てくるはずです。 特に年配の方には李香蘭の『蘇州夜曲』の歌で有名です。 上海までの交通手段は、年末年始はピークに値上がりする航空機ではなく、大阪~上海間を定期運航するフェリー『蘇州号』を利用する事により、現地での滞在ホテル、食事、...
にっぽんの港 輪島編

にっぽんの港 輪島編

近年、客船誘致に特に力を入れている港は少なくありません。その中でも輪島港は2010年に「ポート・オブ・ザ・イヤー」(日本港湾協会主催)の大賞を受賞した日本一の港です。 何が日本一かと言うと、それは「おもてなし日本一の港」です。客船入港時には数千人単位の輪島市民が岸壁に集い市を挙げての盛り上がりとなります。岸壁には約20...
韓国初のクルーズ会社「ハーモニークルーズ」

韓国初のクルーズ会社「ハーモニークルーズ」

本日は、韓国初のクルーズ会社「ハーモニークルーズ」についてお話ししてみたいと思います。 近年、韓国は一番身近な外国として20歳~80歳代の幅広い世代に支持されているディスティネーションです。また韓流スターも若い世代に人気がありますね。 その韓国で今年1月についに誕生したのが「ハーモニークルーズ」です。同社は元コスタ・マ...
南太平洋で観測できる『皆既日食』

南太平洋で観測できる『皆既日食』

日本では今、5月21日に東京を含む広い地域で観察可能な金環食が話題ですが、本日はあえて南太平洋で観測できる『皆既日食』についてお話ししてみたいと思います。 皆既日食という言葉が近年広く取り上げられたのは3年前のことです。2009年7月22日トカラ列島・鹿児島県悪石島で今世紀最長の6分25秒もの間、皆既日食が観測できると...
ハネムーンクルーズの魅力

ハネムーンクルーズの魅力

バレンタインデーの思い出も冷めやらぬところで、本日はハネムーンクルーズについてお話ししてみたいと思います。 最近は一生に一度の結婚式やハネムーンに人と変わったことがしたいという方が増えているそうですが、そんな方にはクルーズでのハネムーンがぴったりでしょう! クルーズハネムーンの良いところは、「移動や支払いの煩わしさがな...
客船の命名式と命名者

客船の命名式と命名者

本日は、客船の命名式と命名者についてお話しいたします。最近では命名式に参加するツアーなども組まれていますので、知っているとより楽しめるでしょう。 一般的に船は命名式をもって船の所有権が造船所から船主へ移ります。そのため引渡式とも言われています。進水式(命名式)は女性の手によって斧(金または銀)で支綱が切断されます。進水...