インドの路上で見かける動物について

インドでたくさん見かける動物といえば牛、ヤギ、犬です。町中牛だらけです! 牛飼い、ヤギ飼いがいて、その群とあうと、道路は通行止め状態です。

私がオーランガバードという町へ行った時に出会った(?)牛群は道路を堂々と歩き、車が牛で囲まれてしまいました・・・! 日本ではありえない光景にただただびっくりです!!!しかしそれが当たり前のインドです。恐るべし・・・。
ヤギも同じくらい沢山います!

田舎町をバスで走っていた時のことです。同じバスに乗っていた人たちで、「ヤギと牛どっちが多くいるか」議論を交わしていました。私は思わず気になってしまい、一つの町を通り過ぎる間数えました。
街の中心辺りは、牛が圧倒的に多くいましたが、閑散としてくると徐々にヤギが挽回!?ついにはどちらも80匹を超え・・・・・・途中で数えるのを諦めました。結果的には、どちらも同じくらい多かったです。

インドには犬もいます。しかし、日本ではよく見かける猫は、殆ど見かけません。
インド人曰く・・・「インド人は猫が嫌いだから、あんまりいないんだよ〜」。それにしても全くいません。唯一見たのは、小さな町の子猫一匹だけ。みんなどこに行っているのでしょうか?

この牛やヤギ、犬などたくさんの動物たちがいるおかげで、人々の暮らしで出る生ゴミは多少なり処理されています。
また特に田舎では牛の糞は燃料としても使われており、とても貴重なものです。
近年の発展に伴い、町に溢れるゴミには、プラスチックやビニール製品が出てくるようになりました。人々の生活が潤うことはとても大切なことですが、反面、これらのゴミは動物たちでは処理をすることができません。それどころか、他の生ゴミと一緒に食べてしまうこともあり、一つの問題となっています。