インド女子必須アイテム “ビンディ”

インドの女性たちは、金属や刺繍物など装飾品で着飾ることが大好きです。
それが結婚式など大切な行事になればなるほど、たくさんのブレスレットやアンクレット、ネックレスなどでキラキラに着飾ります。
われら日本人も勝負時には他国に負けないぐらいのおしゃれをするかと思いますが、インドではそれ以外にもすこし独特なおしゃれをします。

インドの女性で、おでこにある印を見られた方はいらっしゃいませんか?
それが、“ビンディ”と呼ばれるものです。
元々はヒンドゥー教の宗教的な意味があり(両目の間に真理を見抜ける第3の目がある 等々)、既婚女性が、眉間の少し上に赤い顔料で小さな丸の点を描いていたのですが、最近ではシールで貼り付けるものになり、もっと簡単でおしゃれなものが増えました。
綺麗な金銀のスパンコールがあしらわれ、丸型だけではなく、ひし形や涙型になったビンディが売られており、それをサリーの色に合わせて付けている女性が多いようです。
伝統文化が時代とともに変化し、今ではもっとアクセサリー的な要素で使われるようになったのですね。

安いものだと10個入り10円程度で買えます。以前お土産で買ってきたものを日本の子どもに貼ってあげたらとっても喜んでいましたよ。