知られざる恋愛大国・タイ

今回は、知られざる恋愛大国・タイについて、お話したいと思います。

■活発!タイの恋愛活動
タイは恋愛大国。恋愛活動は非常に活発です。イギリスの避妊具メーカーが行った世界36カ国の浮気調査では、タイ人浮気率は男性がダントツの世界第1位、女性は第2位という結果が出ているほど。男性はとにかくマメで、女性は嫉妬深いといわれており、阿部定的な事件が紙面をにぎわすこともめずらしくありません。

■同性にも贈るバレンタイン
そんな恋愛に積極的なタイのバレンタインには、日本のような「バレンタイン=チョコ&女性が男性に告白」という図式はありません。2月14日には、男女の恋愛に限らず、友達同士や家族間でバラや花束を贈り合い、愛情や感謝を伝える日になっています。
プレゼントの一番人気は「赤いバラ」で、年間を通して最も高値となり、バレンタイン前になると、街の至る所でバラ売りが大活躍します。

■定番デートスポットはお寺?
急激な欧米化が進む大都市バンコクで、若者の定番デートスポットといえば、繁華街での食事や映画、ボウリングなどですが、昔から変わらない定番はお寺や祠(ほこら)などの「お参りデート」です。
人口の約95%が仏教徒のタイでは、上座仏教が信仰されています。輪廻転生が深く信じられており、生まれ変わった時(輪廻)にいい人生を送るためには、得を積むこと(タム・ブン)が大事とされます。最もいい徳の積み方は僧侶になることなのですが、一般市民はお坊さんや寺院に寄進することで得を積みます。また、仏教伝来前からの精霊信仰(アニミズム)やバラモン教も残っていて、至る所に寺院や祠が点在しています。
お参りが習慣化されていることから、老若男女問わず、お参りデートが定着しているのかもしれませんね。

■恋愛の神様「トリムルティの祠」
バンコクにも多くの寺院や祠がありますが、若者からの絶大な支持を集めているのが、タイの原宿、バンコク・サイアム地区にある「トリムルティの祠」です。ここは恋愛の神様が祭られているタイ屈指のパワースポットで、タイ全土から男女が集います。
お参りには、赤の三種の神器「赤いバラの花束・赤いお線香・赤いロウソク」が必須。近くの売店で購入し「○○さんと結婚できますように」など、具体的にお祈りを唱えるのがポイント。特に恋愛の神様が降臨する火曜日と木曜日の21:30に最もご利益があるとされ、多くの人で賑わい、灯されたロウソクが幻想的な雰囲気をつくり出します。

愛を取り巻く「赤いバラ」がとっても印象的な、恋愛大国タイでした。