バードウォッチングツアー専門店・ワイバードの記事一覧

進化を続けるバードウォッチングツアー

進化を続けるバードウォッチングツアー

バードウォッチングと言えば林の中をひたすら歩き、鳥を求めてさまようイメージがありますが、私たちのツアーは日々進化しており、カメラマンの方が増えた今、鳥を観察して頂くだけではなく、確実に良い条件で撮影出来るよう努力しています。 例えば観察場所は出来るだけ視界が広く開けた場所を選び、それが叶わない場合はこちらで椅子を用意し...
シロアジサシの雛

シロアジサシの雛

写真はシロアジサシの可愛い雛。弊社ガイドで野鳥写真家の中野泰敬がミッドウェイ環礁へのツアーを行なった際に撮影したものです。でもわざわざミッドウェイまで行かなくとも、世界じゅうの熱帯、亜熱帯の海に生息し、繁殖期には海岸近くの樹木で子育てを行ないます。例えばサイパン北部のビーチや、ワイキキビーチ東側のカピオラニ公園なども繁...
渡り途中のハチクマ観察スポット、長崎県福江島

渡り途中のハチクマ観察スポット、長崎県福江島

秋は鳥たちの壮大な渡りのシーズン。今年も日本各地のさまざまな渡り観察ポイントにツアーを行ないました。 その中でも特にお勧めなのが長崎県の福江島。ここは日本で繁殖したハチクマ(タカの一種)が、中国に渡る途中に立ち寄る最後の島。彼らにとってここから先の3日間は海上を不眠不休の壮烈な旅となるのです。そのため島で十分に栄養を補...
バードウォッチングツアー

バードウォッチングツアー

ワイバード・バードガイドの中村咲子です。 私のお勧めアクティビティはもちろん!バードウォッチング。 普段、何となく見かける野鳥を見ていても一人ではわからない事、気づかないこと、知らない事が多いものです。でもバードウォッチングツアーに参加してみると、バードガイドからの野鳥の話やアドバイスにより、徐々に野鳥たちの事がさらに...
アニメ映画「ひるね姫~知らないワタシの物語」の舞台となった瀬戸大橋のたもと、倉敷市下津井

アニメ映画「ひるね姫~知らないワタシの物語」の舞台となった瀬戸大橋のたもと、倉敷市下津井

岡山への出張ついでに、現在上映中のアニメ映画「ひるね姫~知らないワタシの物語」の舞台となった瀬戸大橋のたもと、倉敷市下津井を訪ねました。 倉敷市では現在「ひるね姫×くらしき」のキャンペーンを行なっており、映画と同じ風景が見られる場所にはビュースポットの表示を行ない、観光客の誘致を図ろうとしています。 実は当初は広島県尾...
鳥の正面顔

鳥の正面顔

この度、弊社バードガイドも務める♪鳥くん(永井真人氏)が、正面から写した鳥の姿だけを集めた写真集『鳥の正面顔』を出しました。<玄光社発行・定価1600円税別> 愛くるしい顔、ブサカワな顔、ひょうきんな顔、かっこいい顔、色っぽい顔…。何だかとっても人間的な表情もあり、鳥好きな方はもちろん、ネコ派の方も、イヌ派の方も、この...
南米の最南端、フエゴ島のウシュアイア郊外を走る『地球の果て鉄道』

南米の最南端、フエゴ島のウシュアイア郊外を走る『地球の果て鉄道』

地球の裏側ではオリンピックが終了。アスリートたちの熱気の余韻が残っていますが、今日は南米の最南端、フエゴ島のウシュアイア郊外を走る「地球の果て鉄道」をご紹介します。 この鉄道は正式名称を<南フエゴ鉄道>といい、囚人たちによって造られ、完成後は木材運搬や森林伐採に使われた囚人輸送を担っていましたが、今では世界最南端の鉄道...
キューバへのタイムトラベルは民泊がお得!

キューバへのタイムトラベルは民泊がお得!

すでに米国発着のチャーター便の運航が始まり、年内にも定期便が解禁となるキューバ。半年後にはタイムトラベルを求め、米国から大挙押しかけるシニア層で大いに賑わうことが予想されています。なぜなら1960年代のアメ車が現役で走り、昔のマイアミの街を思わせる首都ハバナは、彼らにとっては映画バック・トゥ・ザ・フューチャーで両親の青...
♪鳥くん 今週のぐるナイに登場!

♪鳥くん 今週のぐるナイに登場!

バードウォッチングツアーのワイバードです。弊社でバードガイドも務める永井真人氏の『♪鳥くん』としてのタレント活動が、最近さらに忙しくなってきました。 元アニソン歌手の彼は、過去には遊戯王デュアルモンスターのテーマ曲<WILD DRIVE>や、ジャニーズへの楽曲提供などを手掛けていました。そしてその後、『さかなクン』『琉...
近くて遠い南の島 ロタ

近くて遠い南の島 ロタ

今日はグアムとサイパンの中間に位置する近くて遠い南の島、ロタをご紹介します。ロタ島には中型旅客機が離発着出来る空港がありながら、今はグアムやサイパンから8名乗りのセスナ機が運航するだけ。でも交通が不便な分、観光客も少なく、青い海と緑豊かな森を独り占めすることが可能です。またリゾート開発が進んだグアム・サイパンでは見られ...
ヒマラヤを越えて渡るツル

ヒマラヤを越えて渡るツル

先月初旬、ツアー下見の為に中国四川省のチベット自治区を車で走っていると、標高3,500mを越えた草原の中で佇むオグロヅルの親子を見つけました。オグロヅルは英名では「Black Necked Crane(首の黒いツル)」、北海道に生息するタンチョウヅルよりやや小柄な種です。 彼らはインドのジャンムー・カシミール州東部や、...
マダガスカルのワオキツネザル

マダガスカルのワオキツネザル

バードウォッチングツアーのワイバードです。今日は鳥ではなく可愛いキツネザルのお話です。 マダガスカルの首都アンタナナリボから国内線で約1時間、最南端の街、フォード・ドーファンへ。その小さな空港から未舗装道路を2時間揺られたところに位置するベレンティ自然保護区。フランス人の農園主が個人で管理する壮大な土地です。 ここには...
梅に鶯

梅に鶯

古くから「梅に鶯(うぐいす)」という言葉があるのはご存じですね。 これは「梅」と「鶯」という今の季節に合う縁起の良いものを組み合わせた成句なのですが、この言葉をそのまま捉え、梅の木に好んで止まる小鳥はウグイスだと思い込んでしまう人があまりにも多い事はご存じですか? その証拠に「梅に鶯」で検索すると圧倒的に上のような写真...
ツルに襲いかかる鳥インフルエンザの脅威

ツルに襲いかかる鳥インフルエンザの脅威

鹿児島県出水市に於いて、鳥インフルエンザが発生。次第に猛威をふるいはじめました。11月29日に陽性判定されたマナヅルから始まり、これまでにナベヅル4羽、マナヅル1羽、オナガガモ、ヒドリガモ、カルガモがそれぞれ1羽ずつ、鳥インフルエンザで絶命した事が確認されています。 出水平野の水田地帯は日本一のツル越冬地。年によっては...
台湾バードウォッチング事情

台湾バードウォッチング事情

バードウォッチングは英国が発祥と言われ、欧米人を中心に広まってきました。自然の中で生きる鳥たちを離れた距離から双眼鏡や望遠鏡を使って観察するこの趣味は、自然に優しく、鳥たちに危害を加えるものでもありません。(ちなみに米国ではバーディングと呼び、親しむ人たちをバーダーと呼びます。) バーダー人口は近年、アジアでも急速に広...