メヘンディアート

新年ということで、今回は女性がお祝い行事によくする「メヘンディ」についてご紹介をしたいと思います。

メヘンディとは、ヒンディー語で「ヘナを使って肌を染める事」を意味し、日本ではよく髪の毛の染材に利用するヘナ(ヘンナ)というハーブをペースト状にしたもので手や足に美しい模様を描くボディ・ペイントのことをいいます。
歴史は古く、インドや西アジアだけでなく、アフリカや中東などの様々な地域で施されてきたこのメヘンディ、日本ではまだあまり浸透していないですが、欧米諸国では、“ヘナタトゥー、ヘナボディアート”の名で広く知られています。

このメヘンディ、インドでは“幸運をもたらす薬草”と信じられているヘナを原料に使うため、おまじないやお守り的な意味も含めて、結婚式をはじめ、祭や様々なお祝の行事にはかかせません。今でもたくさんの女性に愛され続けています。
特に結婚する女性には、ペイントした後、色が濃く出るほうがより幸せになれる、なんてことも云われています。

最近では、日本国内にもメヘンディ専門店が多くなってきましたし、都内で開催されるインドフェスティバルでも体験できますので、興味ある方は一度トライしてみてください!

※注意事項個人差がありますが、一度ペイントをすると、1~2週間は落ちません。また、特に肌の弱い方や毛染め剤等でかぶれた経験のある方は、アレルギー症状がでる場合がありますので、支障をきたしそうな方はお気をつけ下さいね。