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プノンバケン遺跡は日中訪れるとガラガラです

カンボジア:夕日鑑賞で有名なプノンバケン遺跡の意外な楽しみ方

先日、アンコール・ワットのあるカンボジアのシェムリアップに行き、時間を見つけてプノンバケン遺跡を訪れてみました。高さ60メートルの丘陵に立つプノンバケン遺跡は、夕陽観賞スポットとして有名なところ。夕方になると、アンコールの大地に沈む美しい夕陽を目当てにたくさんの観光客でにぎわいます。ここから眺める夕陽は確かに美しいので...
古き良き時代を彷彿させる「昭和風ヘルプボタン」

古き良き時代を彷彿させる「昭和風ヘルプボタン」

マレーシアには古き良き時代をタイムスリップさせたようなホテルがあります。 そのなかでも、ペナン島にある格式高いイースタン&オリエンタルホテル(通称 E&O)は特に有名です。 お部屋のアンティーク家具もそのままに、昭和世代(筆者)には懐かしいプッシュボタン電話も各部屋で活躍中ですが、電話の上に小さなボタンがありま...
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インドの路上で見かける動物について

インドでたくさん見かける動物といえば牛、ヤギ、犬です。町中牛だらけです! 牛飼い、ヤギ飼いがいて、その群とあうと、道路は通行止め状態です。 私がオーランガバードという町へ行った時に出会った(?)牛群は道路を堂々と歩き、車が牛で囲まれてしまいました・・・! 日本ではありえない光景にただただびっくりです!!!しかしそれが当...
韓国東海岸の小さな街・盈徳(ヨンドク)

韓国東海岸の小さな街・盈徳(ヨンドク)

先日、盈徳(ヨンドク)という韓国東海岸の小さな町に行ってきました。東は日本海に面し西は標高800m前後の山々が連なる自然が豊かな土地ですが、首都ソウルから遠く鉄道や高速道路もないため、外国人観光客にはほとんど馴染みのない所でもあります。港で最も賑やかなのは江口(カング)港という河口に開けた天然の良港で、この時期冬から春...
あるナベヅル夫婦の物語

あるナベヅル夫婦の物語

ワイバードの山本です。 3月に入り、日本で冬を過ごした鳥達が北の繁殖地に戻る季節を迎えました。 今日はナベヅルの越冬地、鹿児島県出水市で永年にわたりツルの保護をされていた又野さん(故人)から以前お聞きした、あるツルの夫婦の物語をご紹介します。 又野さんの田んぼでは毎年千羽を越えるナベヅルが冬を過ごしています。 ある日、...
あまり知られていない小笠原へ行く船『第28共勝丸』

あまり知られていない小笠原へ行く船『第28共勝丸』

小笠原への交通手段は「船」のみなのは有名な話です。 通常は東京から定期船「おがさわら丸」。また、全国各地から豪華客船「にっぽん丸」や「ぱしふぃっくびいなす」が小笠原クルーズを催行しています。 多くの方は定期船と豪華客船しか交通手段がないと思っておりますが、実はもう1隻東京(築地)から小笠原へ行く船があるのです。 その名...
冬毛を生やした馬に跨り、雪原を往く

冬のモンゴル:真っ白雪原で乗馬

モンゴル人にとって「馬」はモンゴルそのものというほど大きな存在です。 時に 「馬がいないとモンゴルの男性を想像できない」 とか 「馬がいなければモンゴルという国はなかった」 といった話をモンゴル人の口からよく耳にします。馬にまつわる詩や伝承は山のようにあり、「スーホの白い馬」のように日本に伝わってきた話も少なくありませ...
ミャンマーの刺青にまつわる悲哀

ミャンマー:入れ墨の風習にまつわる悲哀

先日、ミャンマー西部にあり、インドやバングラデシュと国境を接するチン州に行ってきました。 多民族国家ミャンマーには、土地や民族ごとに異なる魅力的な文化が残っていますが、ここチン州には女性が顔に入れ墨を施す習慣があります。世界各地にある 入れ墨の風習にはさまざまないわれが残っていますが、ここチン州には次のようなちょっと悲...
がんばれ!線香おじいさん

がんばれ!線香おじいさん

先月、ペナン島へ行った折に小さなお線香屋さんを紹介されました。こちらのリーおじいさん(MR LEE)は、ペナン島で唯一のハンドメイドお線香を作っている生粋の職人です。マレーシアは多民族国家なので、中国系のお寺やインド系のお寺がたくさんあり、必ずもくもくとお線香がたかれていますが、有名寺院のお線香のほとんどは、リーおじい...
スノーシューハイキング

スノーシュートレッキングで雪山の世界に触れてみよう!!

人々がいなくなった雪山は、雪、岩、木々達が白と黒のモノトーンの世界を作り出します。雪が俗世間のものを覆い隠し、そして人工音の無くなった世界は、神々しいまでの神秘的な雰囲気をかもし出します。 雪山というと、その言葉だけで尻込みしてしまう方が、ほとんどではないでしょうか。 しかし、アイゼンやピッケルなど本格的な登山道具を使...
hena

メヘンディアート

新年ということで、今回は女性がお祝い行事によくする「メヘンディ」についてご紹介をしたいと思います。 メヘンディとは、ヒンディー語で「ヘナを使って肌を染める事」を意味し、日本ではよく髪の毛の染材に利用するヘナ(ヘンナ)というハーブをペースト状にしたもので手や足に美しい模様を描くボディ・ペイントのことをいいます。 歴史は古...
韓国のノンバーバル・パフォーマンス

韓国のノンバーバル・パフォーマンス

冬本番を迎えた今日この頃ですが、韓国も厳しい冬を迎えました。ソウルでは日本の盛岡あたりの東北地方北部とほぼ同じ気温で、年が明けた1月から本格的な寒さを迎えますが、今年は例年より早く冬を迎え、12月上旬に氷点下10度以下の寒さを記録しました。 このように、とても観光をするどころではない寒い冬は韓国旅行をする方は少なくなり...
バードウォッチャーが避けては通れない、晩秋の一喜一憂

バードウォッチャーが避けては通れない、晩秋の一喜一憂

早春の頃、あまりにも馴染み深いツバメという名の夏鳥の姿が我々の目に飛び込んできます。森に行けばキビタキ、オオルリ、コサメビタキといった美しい夏鳥たちが歌い、我々は今年も夏鳥を楽しめる季節が来たぞと気合を入れるのです。 では、冬鳥たちが飛来し始める晩秋の頃はどうでしょうか?馴染み深い冬鳥という点から言えば、身近な公園の池...
祭の日、民族衣装の「ゴ」を着て集まった子どもたち

“幸せの国”ブータンとチベット仏教の深い関係

かつて、秘境とも最後の桃源郷とも喩えられた国・ブータン。昨年11月に第5代国王夫妻の来日ですっかり日本でも知名度が上がりましたね。ブータンは「幸せの王国」として有名ですが、世界で唯一チベット仏教を国教とする国でもあります。ブータン人の多くが「幸せです」と答えるのには、彼らが敬虔なチベット仏教徒であることが深く関わってい...
アンコールワットを目指してサイクリング

カンボジア:サイクリングならではのアンコール遺跡の楽しみ方

カンボジア旅行と言えば、やはり真っ先に思い浮かぶのがアンコールワットをはじめとするすばらしい遺跡群です。ふつうに観光しても十分魅力的な文化遺産と して楽しめますが、今回は基礎体力のある方に向けて、移動手段にちょっとアレンジを加えてみるご提案をしたいと思います。そうすることで、遺跡群がまた 違った表情を見せてくれるのです...