動物 ( 2 )

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ガマグチヨタカ

プロの技にもいつか引退の時期が・・・

私たち「旅の専門店連合会」は言わば旅行会社の職人集団だが、今日は弊社(ワイバード)における職人技「バードガイド」の生態についてご紹介したい。 6月19日~22日、まもなく還暦を迎える弊社ガイドの引退記念ツアーが行なわれた。まだまだ見た目は元気な彼。だが本人曰く、聴力、視力、そして記憶力 共に衰え、プロとして続ける気力が...
エジプトのキャメルマーケット(ラクダの市場)

エジプトのキャメルマーケット(ラクダの市場)

エジプトに行かれたことのある方でしたら、ピラミッド周辺で沢山のラクダをご覧になられた方も多いと思います。ところでこのラクダ、どこから連れて来るのでしょうか。もちろん野良クダ(野ラクダ?)ではありません。ちゃんとラクダの市場があるんですね。 … カイロから車で郊外に40分ほど走った、ビルカーシュという村にキャ...
シャチも見られる海鳥ウォッチング

シャチも見られる海鳥ウォッチング

ワイバードの山本です。 バードウォッチングと聞くと、公園や森を歩きながらというイメージがありますが、実はもうひとつ、海鳥ウォッチングという世界があるのをご存知ですか? 先日も旅客船をチャーターして神奈川県久里浜市から北海道根室市までの洋上観察ツアーが行なわれたばかりです。 しかも洋上観察の名の通り、見られるのは海鳥ばか...
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インドの路上で見かける動物について

インドでたくさん見かける動物といえば牛、ヤギ、犬です。町中牛だらけです! 牛飼い、ヤギ飼いがいて、その群とあうと、道路は通行止め状態です。 私がオーランガバードという町へ行った時に出会った(?)牛群は道路を堂々と歩き、車が牛で囲まれてしまいました・・・! 日本ではありえない光景にただただびっくりです!!!しかしそれが当...
あるナベヅル夫婦の物語

あるナベヅル夫婦の物語

ワイバードの山本です。 3月に入り、日本で冬を過ごした鳥達が北の繁殖地に戻る季節を迎えました。 今日はナベヅルの越冬地、鹿児島県出水市で永年にわたりツルの保護をされていた又野さん(故人)から以前お聞きした、あるツルの夫婦の物語をご紹介します。 又野さんの田んぼでは毎年千羽を越えるナベヅルが冬を過ごしています。 ある日、...
冬毛を生やした馬に跨り、雪原を往く

冬のモンゴル:真っ白雪原で乗馬

モンゴル人にとって「馬」はモンゴルそのものというほど大きな存在です。 時に 「馬がいないとモンゴルの男性を想像できない」 とか 「馬がいなければモンゴルという国はなかった」 といった話をモンゴル人の口からよく耳にします。馬にまつわる詩や伝承は山のようにあり、「スーホの白い馬」のように日本に伝わってきた話も少なくありませ...
雁が織り成す風景

雁が織り成す風景~宮城県伊豆沼

バードウォッチングツアー専門旅行会社のワイバードでツアーガイドをしている中野です。 日本には野鳥が織り成す素晴しい風景がいくつかあります。今日はその中で、私が最も好きな風景をご紹介します。 今年は厳しい残暑が長引きましたが、シベリア方面からはハクチョウやカモ、カモメなど日本を代表する冬鳥が、例年通り次々と渡来しています...
子どもたちに見せたい自然の息吹

子どもたちに見せたい自然の息吹

バードウォッチングツアー専門旅行会社、ワイバードの中野です。 バードガイドの仕事もはや13年。ツアーに参加される方は年輩の方が多く、ほとんどが私より年上の方ばかり。ガイドを通じ、いったい何人の先輩方と触れたことになったのだろう。皆目見当もつきません。 思えば、このようなガイドを私は大学生の頃からやっていました。当時私は...
ボツワナで撮影した一枚

ボツワナで撮影した一枚

先月、ボツワナで撮影した一枚ですが、彼女(キリン)が口の中で転がしている物体が何なのか、皆さんは分かりますか? これはソーセージ・トゥリーと呼ばれるノウゼンカズラ科の植物の実。人の頭に落ちると、場合によっては死んでしまうほど大きく硬い実で、遠目にはソーセージがなっているように見えるため、こう呼ばれています。 彼女はそれ...
アンボセリ国立公園から望むキリマンジャロ

東アフリカのケニア・アンボセリ国立公園

広い広いアフリカ大陸ですので、いったいどこを旅するのか。今回は東アフリカのケニア・アンボセリ 国立公園にでも行ってみましょうか。野生動物とアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山が良く見える事で有名なところです(キリマンジャロ山自体は隣の国タ ンザニアにあります)。 アンボセリ国立公園で観察し易く、とても象徴的な野生動物と...
ハリーポッターの鳥

ハリーポッターの鳥

バードウォッチングツアー専門の旅行会社「ワイバード」バードガイドの森山です。 今日はハリーポッターで有名になったシロフクロウのお話です。「シロフクロウ?動物園で見た、見た!」という声が聞こえてきそうですが、「野生」のシロフクロウを「自然の中で」見ないと気が済まないのが、バードウォッチャーという人達なのですね。 「野生」...
トナカイと餌やりをするサーメ人

フィンランドのトナカイとサーメ人

今年は、オーロラの当たり年ということで、多くの日本人が北欧や北米等の北極圏を訪れています。北極圏と言えば、サンタクロース、サンタクロースと言えばトナカイ。ということで今回は、北欧の北極圏・ラップランドのトナカイについてのお話です。 「トナカイ」は、英語ではreindeerと言います。rein(手綱のついた)-deer(...
熱帯の森に棲む極楽鳥の仲間たちの「デートスポット」

熱帯の森に棲む極楽鳥の仲間たちの「デートスポット」

今日は世界で最も情熱的な鳥、熱帯の森に棲む極楽鳥の仲間たちの「デートスポット」をご紹介致しましょう。 場所はパプアニューギニアの首都、ポートモレスビーから車で1時間、バリラタ国立公園の森に設けられた「合コン会場」。夜明け早々の朝6時、赤い飾り羽を振りながら、一羽のアカカザリフウチョウ(オス)が現れます。ほど良い長さの横...
シャングリラ・ラサリア・リゾート宿泊者優先(定員制)のオランウータン探しツアー

シャングリラ・ラサリア・リゾート宿泊者優先(定員制)のオランウータン探しツアー

マレーシア有数の大都市・コタキナバル市街から車で40分ほどのところには、シャングリラ・ラサリア・リゾートという自然派リゾートホテルがあります。このリゾートの一押しは裏山にあるオランウータン保護エリア。 ラサリアリゾート宿泊者優先(定員制)のオランウータン探しというツアーに参加することで、毎日2回のオランウータンの食事時...
世界遺産の街の郊外で象使い養成コース体験

ラオス:世界遺産の街ルアンパバーンの郊外で象使いを体験!

アジア各地には、ゾウの背中に乗ってのんびり散歩するツアーがたくさんありますが、訪れた人自身がゾウを操る「ゾウ使い」になれる場所があるのをご存じでしょうか。今回は私が体験してきた「ゾウ使いトレーニング」についてレポートいたします! 場所はラオス北部、街全体が世界遺産に登録されているルアンパバーンの郊外です。 到着後、まず...